ケミカルライトが一般名のようなので、この場ではケミカルライトと呼びます。商標として「サイリューム(サイリウム)」「シアリウム」「ルミカライト」があるようです。
ポキッと折って中に入っている液体を混ぜることで発光するアイテム。コンサートや夏祭りの屋台で見かけることが一番多いのかな?
ケミカルライト使用上の注意点
2017年の記事、J-CASTニュースの注意喚起をまず読んで欲しい。
夏祭りの人気「ケミカルライト」が危ない 中の液体が飛び散り子どもの目が炎症 https://www.j-cast.com/2017/07/31304676.html
ケミカルライトの中の溶液の主な成分は、フタル酸エステルだ。フタル酸エステルは刺激性が高く、目に入ると、かゆみが出て涙が止まらなくなり、角膜炎を引き起こしたりする。鼻や口から吸いこむと、のどや気道が痛くなり、呼吸困難に陥る場合もある。また、皮膚に触れると、アレルギー性皮膚炎を発症するケースもある。(以上、記事より一部引用)
対処法なども記事に詳しくあるので是非読んで欲しい。中の液体が漏れた場合、危険なので流水で洗い流す必要がある。もしも災害時、断水している状況で中の液体が飛び散った時に対処が難しくなる可能性がある。この点はしっかり頭に入れた上で使った方が良いと思う。特にお子さんに持たせる時は大人が目を離さないのが大事かな。
ルミカ 防災用簡易ライト3本セット
「ケミカルライト 防災用」で検索すると大体この商品が出てくると思います。アルミ蒸着パック入りで長期保存可能なタイプ。使用期限も明記されているので管理しやすいと思います。


電池も火も不要で、スキューバーダイビングでも使われるように水に濡れても大丈夫。使う時にどの程度の力で折ればいいのか?明るさはどの程度か?などは事前に購入して試した上で備えるのをお勧めします。防災用でない商品は玩具として100円ショップでも購入できます。
防災用簡易ライト ルミカライト24本入



大勢で分け合えるルミカライト24本入り!これは企業や店舗など人が集まっている場所での備蓄に良いセット。A4サイズの箱入りで本棚に収納出来て便利。蓄光インクでパッケージの一部が直前まで光を浴びていれば光ります。中身は個包装。
ほのかな明るさではあるけれど、懐中電灯など乾電池や樹電池を使うアイテムと比べたら軽量なので、補助的な役割として非常持ち出し袋に入れておくと便利かも?備えて安全に使おう!