富士山噴火が不安で対策したい人は防塵マスクと防塵ゴーグルを備えてみては?

2025年1月6日月曜日

非常持ち出し袋 防災用品

Twitterでフォローしていて、防災情報サイト「もしもに」運営されている防災士うめいさんのツイートが富士山噴火の対策に言及していたので、つい反応してしまった。

ここに書いた備えているもの、少し解説しておきます。私は大昔、2chの防災備蓄板のROMをやっていた頃に富士山噴火対策の話題をずっと読んでて、この程度は備えておこう!と決めて選んで買っているものです。


なお、富士五湖周辺震源の地震は日常で結構普通に起きてるので、私はそんなに心配しておりません。火山灰対策は火山噴火だけでなく、大地震で建物倒壊したり水害で泥が乾いた後に発生する粉塵対策にもなるので備えておいても色々と安心だと思ってます。

火山灰対策で大事なのは目と呼吸器の保護

火山灰は粒子が細かく尖っているらしくて目に入ると深刻なダメージを受けかねないという話は調べると沢山出てくるのです。こちらの2011年のニュース紹介します。


眼球に傷視力低下も 都城など「目に灰」続出 - Miyanichi e-press
https://www.the-miyanichi.co.jp/tokushu/item_1360.html 


視力低下まで起きるとは…目を洗浄できるアイテムも準備した方が良いかもしれないです。横浜市では富士山噴火した場合の対策をまとめたコンテンツがありました。


火山災害について|横浜市
https://www.city.yokohama.lg.jp/bousai-kyukyu-bohan/bousai-saigai/iza/kodo/kazan/kazan.html


火山灰が酸性の場合、皮膚に付くと炎症を起こす可能性もあるとのことで、降灰時は服装にも気を付けた方が良いみたい。外出時はレインコート着るなどがいいのかな?呼吸器疾患がある人は特に気を付けて。コンタクトの人は眼鏡にしておく方が良いというアドバイスも調べると多いです。


より詳しい情報は防災科研(NIED)の防災科学技術研究所ライブラリーの中の火山防災研究部門のPDF資料に目を通しておくと良いかも。例えばこれとか。


火山灰の健康影響 地域住民のためのしおり(PDF,約570KB)
https://dil-opac.bosai.go.jp/publication/pdf/health.pdf


降灰への備え 事前の準備,事後の対応(PDF,約460KB)
https://dil-opac.bosai.go.jp/publication/pdf/prepare.pdf


闇雲に不安にならず、出所の確かな情報を探して調べて備えておきたい。

DS2マスク「スリーエム Vフレックス 9105J-DS2」(20枚入)

火山灰対策の防塵マスクは色々調べた結果、N95かDS2という規格のものがあればよいみたいだなと理解し、私はDS2マスク買いました。このマスクの使用期限は製造から5年、マスク自体に製造年月が印刷されているので管理がとても楽です。おススメ。

TRUSCO セーフティゴーグル 密閉タイプ TSG604M

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TRUSCO セーフティゴーグル 密閉タイプ TSG604M
価格:459円(税込、送料別) (2025/1/5時点)

防塵ゴーグル、密閉タイプで眼鏡・マスク併用可能なもの。粗忽者なので落として割れたりかけたりする可能性あるのでソフトタイプ選びました。レンズはポリカーボネート、フレームは軟質ポリ塩化ビニールなので柔らかいタイプです。

これ無い時は水泳用のゴーグルでも目は守れそう。曇らないよう曇り止めは欲しいかな。花粉症眼鏡でも無いよりはマシ。

その他にあっても良さそうな備え:目を洗う物

ソーラークッカー沼仲間のミシマさんからの言及で気が付いた、そうだ目を洗浄するものもあった方が良い!話の中で出てきた2つ紹介、アフィリエイト画像なのでクリックしたら楽天の価格比較画面に飛びます。
ウェルウオッシュアイは2021年発売、私は花粉症で目の症状が重めなので去年初めて買って使って重宝してました。実際にボランティアされた方からの話は説得力あるし、大地震の後の被災地域では粉塵が舞って大変な話は過去、報道でもよく見かけた話なので備えておくといいかも。

2025.01.11追記、両方買ってきたので店頭価格情報分かるツイート貼っておきます。

その他にあっても良さそうな備え:養生テープ

換気口や窓枠など隙間から家の中に火山灰が入り込む対策で、目張りするためにあると便利。前述のNIEDの降灰への備えをまとめたPDFにも隙間を塞ぐことは書いてある。濡れたタオルでドアの隙間を塞いでおく、隙間風のある窓はテープで塞いでおくなど。養生テープや逆に強粘着のダクトテープは大地震で窓が割れた時に塞ぐ処置で使えるアイテムなので、備蓄はあった方がいい。100円ショップでも買えるけど、ホームセンターで買う方が長さがあって便利。自分の場合は火山噴火とは別で地震対策に、家の窓ガラスが割れた時に応急処置で塞げる程度のブルーシートと養生テープは家に一応備えてある。


富士山噴火レベルで火山灰が降る場合、家のベランダの排水溝は一時的に蓋しておいた方が火山灰詰まらなくていいのでは?など色々想像している。

その他にあっても良さそうな備え:ホウキ&チリトリとゴミ袋

積もった火山灰を片付ける時にあった方が良い。火山噴火対策だけでなく、地震でガラスや食器が割れた後の処理でも停電してると掃除機使えないので、ホウキとチリトリあった方が良いよ。ゴミ袋も災害時には色々使えるので多めに備蓄あった方が良い。我が家も屋外用と室内用で2種類、ホウキチリトリがセットになったもの買ってある。そしてたまに掃除で使ってる。ゴミ袋は日常で使うし、あっても腐らないので結構多めに備蓄してあるよ!

動画で学ぶ富士山噴火対策




記事に埋め込み不可の動画だったのでリンク先のYoutubeで見てください。NHKの再現CGは本当によく出来ている。降灰の影響で大規模停電、物流の混乱、断水の可能性が指摘されてる。降灰が続くとソーラーパネルも使えないので、電力の備えはポタ電の中身と乾電池になりそう。実際に事が起きたら、防塵マスクやゴーグルは復旧作業に当たる方々へ優先的に供給されるだろうし、降灰予想される地域に住んでいて呼吸器疾患のある人は備えておいても良いんじゃないかと思うよ。


以上、既に防災備蓄している方々にとっては当たり前の話かもしれないけれど長々まとめておきました。これから備えたい人は楽天の価格情報を参考に、まずは身近なホームセンターやドラッグストアで探してみると安く手に入るんじゃないかな?不安を感じたら適切に備えよう。